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技能講習・認定試験制度

道路標識点検診断士制度

    • ■道路標識点検診断士制度とは

       道路標識点検診断士は、道路標識の点検及び診断に関し高度な知識と技術を要すると認められた技術者に付与される資格です。
       この資格は、平成31年(2019年)1月31日付けで国土交通省技術者登録された国の認定資格です。
       従来の道路標識設置・診断士は全標協独自の民間資格であったため、国等の標識点検診断業務への参画が困難な状況にありました。技術者資格として登録されたことにより、国土交通省では、国・地方公共団体の業務に積極的な活用と図ることとしています。
       この資格を取得するためには、全標協が実施する研修を受講し、資格試験に合格しなければなりません。合格者には、申請により、登録証と登録者証(カード)が発行されます。登録の有効期間は5年間です。
       これまで547人の資格保有者(令和3年5月末現在、道路標識設置・診断士から移行した人含む。)が誕生し、国・地方公共団体から発注される標識の点検、診断業務等の中核として活躍しています。

      資格の経緯
      道路標識点検診断士 平成14年(2002年)
      道路標識設置・診断士 平成26年(2014年)
      道路標識点検診断士 平成30年(2018年)
      国土交通省技術者資格登録 平成31年(2019年)
      • 点検診断士では、公共工事の総合評価落札方式の入札において加点評価されます。

検定概要

    • ■研修日程

      例年9月に5泊6日の合宿形式で実施しています。
      詳細は全標協ホームページに掲載されます。

    • ■会場

      富士教育訓練センター(静岡県富士宮市)http://www.fuji-kkc.ac.jp

    • ■受講資格

      以下の両条件を満たす者
      1.道路標識設置工事(点検・診断含む)に関する5年以上の実務経験
      2.次の資格のいずれかを有する者
       イ 1級土木施工管理技士
       ロ 登録機関技能者(標識部門・主任技術者)
       ハ 技術士、RCCM等

    • ■研修内容

      科目 主な内容
      ①一般知識 道路法・道路交通法、標識令の変遷、 道路標識設置基準、労働安全衛生法・建設業法・ 公共工事品確法、交通人間工学・交通生理学・ 心理学、データ管理システム
      ②専門知識 案内・警戒・規制・指示標識、自動車専用道路、 標識の施工管理・検査要領、標識点検要領、標識の構造・部材、コンクリートの劣化・診断、 標識の設計・構造計算、標識の点検、標識の診断
    • ■資格試験

      4肢択一方式の50問

    • ■研修の流れ

      • 入校式

      • 学者による講義

      • 板付作業実習

      • 材料試験実習

      • 最新機による測量実習

    • ■更新研修

      道路標識点検診断士は、資格を取得してから5年間経過すると更新研修を受けなければなりません。研修は、資格取得後の法令改正や技術向上を中心に行い、令和5年度(2023年度)から実施する予定です。

    • ■受験申込・問合せ

      一般社団法人 全国道路標識・標示業協会
      http://www.zenhyokyo.or.jp/

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